香料ゐっすゐの夢

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都議選の結果について思うこと

 二〇二一年七月四日、東京都議会議員選挙(都議選)の投開票が執行されました。

 

 各党の得票数は以下の通りです。

 投票率は42.39%で、過去二番目の低さです(前回の都議選は51.28%)。

  

 自民党が一応第一党の座に返り咲きましたが、それでも思うようには得票できませんでした。

 

 自民党都ファが大幅に議席を減らすことを見越して六〇人もの候補者を擁立しました。選挙前は自民党が五〇議席を獲得する大勝利が予想されていましたが、いざ蓋を開ければ辛勝程度にしかなりませんでした。

 

 公明党は候補者二三人が全員当選し、これで一九九三年以来八回連続の全員当選となりました。投票率が過去二番目に低かったことで組織票の影響力が相対的に強まったことが一因と思われます。

 

 ところが、自民・公明での過半数は実現しませんでした

 

 いくら組織票の力が強い公明党でも、今回は自分のところで精いっぱいで、推薦している自民候補にまではあまり手が回らなかったかもしれません。

 

 都ファは当初の予想通り大幅に議席を減らしましたが、選挙戦終盤で小池百合子自ら応援に馳せ参じたこともあり、三一議席を確保しました。

 

 選挙前には都ファ議席が最悪一〇議席を下回ると予想されていたことを考えれば、今回は善戦したと言えるかもしれません。

 

 あるいは、腐っても小池百合子ということで都ファが支持された可能性もあります*1

 

 共産党は前回に比べて一議席増でした。又、立憲は前回の都議選の際には民進党でしたが、五議席から一五議席へと増加しました*2

 

 民民・れ新・嵐の党の弱小国政政党はいずれもゼロ議席に終わりました。れ新は投票日前日までの間日々精力的な街宣を行っており、もしかしたら一議席は獲得するかもしれないと期待されてもいましたが、残念ながら全員落選してしまいました。

 

 もはやギャグ政党に成り下がった嵐の党については言うまでもありません。

 

 諸派に分類される各種政治団体には、テレビ改革党、つばさの党、日本公益党、減税とうきょう、 国民国賊主権党などがありますが、いずれも全滅に終わりました。

 

 今回の都議選は投票率の低さも相俟って"勝者なし"であるとは筆者も思っていますが、しいて言えば候補者が全員当選した公明党や、自公による過半数及び極端な議席減少を食い止めた都ファが"勝者"かもしれません。

 

 

 

*1:当の小池百合子都ファを見捨てましたが。

*2:立憲は選挙前は八議席であり、やはり選挙後に議席を増やしています。