香料ゐっすゐの夢

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二〇二一年衆院選の勢力予想

 本記事では、二〇二一年秋の執行が予定されている衆院選の勢力予想について、同年の衆参補選・参院再選・都議選の結果に鑑みた個人的な見解を紹介します。

 

 先ずは冒頭に示した各選挙の結果を大まかに説明します。

都議選の党派別獲得議席数は以下の通りです。

 

 地方の補選・再選では全て与党の公認・推薦候補者が落選し、与党の"全敗"に終わりました。

 

 都議選では自民党が都議会第一党に復帰し、公明党は候補者全員が当選しましたが、両党の合計議席数は過半数に達しませんでした。

 

 選挙前の予想通り、都ファが退潮したとはいえ、まだまだ余力を残している点も影響しているかもしれません。

 

 又、自民党は合計六〇人もの公認候補者を擁立しており、選挙前は五〇議席前後を獲得すると予想されていましたが、実際は思うようには得票が伸びず、三三議席に留まりました。

 

 このことから、自民党は二〇二一年の衆院選では期待するほどの得票は得られず、悪い場合には大いに議席を減らすと筆者は思っています。

 

 それを裏付けるかのように、自民党下村博文政調会長が"困窮世帯限定"で一人当たり十万円の給付金を配る意向を示しました。

 

 有権者の買収とも疑われかねない利益誘導としか思えません*1

 

 公明党は都議選でこそ候補者の全員当選を果たしましたが、今回の都議選の投票率が過去二番目に低い42.39%だった*2こともあり、全員当選は組織票の影響が大きかったと筆者は思っています。

 

 腐っても組織票の威力ということで、二〇二一年の衆院選でも公明党公認候補者の(ほぼ)全員が当選するかもしれませんが、投票率が高かったり、衆院選前に公明党の評価を大きく落とす事案が発生したりすると、さすがの公明党も大幅な議席減の憂き目を見る可能性もあります。

 

 さて、都議選ではいずれも議席を増やした立憲民主党共産党は、補選・再選における野党候補の勝利も相まってか、二〇二一年の衆院選でも多少は議席を増やすかもしれません。

 

 但し、さすがに政権交代にまでは至らないと思っています。

 

 というのも、現在のスカ内閣の支持率がおおよそ31~37%の範囲にあり、政権交代の可能性が高まるとされる目安の20%までには割り込んでいない他、既成政党の支持率では自民党が圧倒的に高い(およそ三割強)ためです*3

 

 続いては国民民主党社民党・れいわ新選組・嵐の党ですが、これらの政党はあまり芳しくない結果に終わるかもしれません。

 

 民民・社民は歴史ある政党であり、補選・再選における野党の勝利の影響も多少はあるかもしれませんが、規模が小さいためにあまり大きな躍進は見込めないと思います。

 

 れ新・嵐の党に至っては国政政党とはいえ極小規模であり、知名度の低さや資力の乏しさが隘路となって全員落選となる可能性が無視できません。

 

 共産党との共闘が上手く行ったり、小沢一郎のような実力者の後押しもあれば少しは党勢が拡大する可能性もありますが、都議選の結果を見る限りでは厳しい戦いを強いられると思われます。

 

 嵐の党(旧「古い党」、元「NHKから国民を守る党」)は論外です。

 

 最後にまとめると、二〇二一年の衆院選では自民が議席減、立憲・共産が議席増・他は大きな変化なしと筆者は思っています。

 

 但し、自民の"買収"にまんまと騙される情弱や、五輪の熱狂ぶりに目を奪われるあまり自民が過去に行ってきた悪行を忘れ去るアルツハイマー有権者の多くを占めるような場合、もしかしたら自民の勢力が逆に強まるかもしれません。

 

 

 

*1:有権者は釣られちゃダメですよ~

*2:投票率が低くなるほど組織票の割合が相対的に高くなり、その影響力も強まります。

*3:他党の支持率は一割もありません。